講演会の開催
現在の農業問題、農政問題等についての意見、現在の農業観とそれに基づいての将来展望についての所見などを演題とする講演会を昭和61年度から実施している。
『農業研究』(別冊)第7号 令和元年度日本農業研究所講演会記録 表紙
北海道での直播による稲作経営の現状と課題(佐藤忠美)
農業現場から見た外国人労働の現状と課題(西山直司)
私の農業経営−人を育てる有機農業の実践(梅本 修)
平成の畜産技術の開発・普及をふり返る(柴田正貴)
『農業研究』(別冊)第6号 平成30年度日本農業研究所講演会記録 表紙
世界の穀物需給の主たる動きと勤務の経験―国際穀物理事会での12年間 (北原悦男)
耕作放棄地対策と地域農業活性化に向けて―グリーンファーム清里の取り組み― (保坂一八)
若者育ては村育て―緑のふるさと協力隊―(金井久美子)
北海道水稲の良食味品種育成とその戦略―「赤毛」から「ゆめぴりか」まで―(佐藤 毅)
『農業研究』(別冊)第5号 平成29年度日本農業研究所講演会記録 表紙
農業政策の政策形成と財政的特質−農政論としての法律と裁量の視座 (小嶋大造)
―土づくりをベースにした大規模水田農業への挑戦―(田中正保)
―大分県宇佐市「ドリームファーマーズ」―(宮田宗武)
東日本大震災後の地域農業の復興―陸前高田市八木澤商店の取り組み―(河野和義)
『農業研究』(別冊)第4号 平成28年度日本農業研究所講演会記録 表紙
「新潟ゆうき株式会社の新たな米生産、販売への挑戦」(佐藤正志)
「東日本大震災後の地域農業の復興―宮城県耕谷アグリサービスの取り組み―」(佐藤富志雄)
「「開戦・終戦の決断と食糧」について―軍・外地を含めた大日本帝国として―」(海野 洋)
『農業研究』(別冊)第3号 平成27年度日本農業研究所講演会記録 表紙
「地域資源を活かしたマチづくり―東日本大震災の復興支援への取組―」(多田欣一)
「日本の田舎は宝の山―耕作放棄地を活用した新たな農業経営の現状と課題―」(曽根原久司)
「果樹の品種改良―果樹品種の変遷と今後の動向―」(小崎 格)
「水田活用で広がるドリームファームの歩み―『常陸牛』100%の一貫経営―」(佐藤宏弥)
『農業研究』(別冊)第2号 平成26年度日本農業研究所講演会記録 表紙
「東日本大震災からの復興について」(平野達男)
「果樹の生産・加工・販売で中山間地の活性化に挑戦」(新岡敏美)
「昭和30年代以降の肉用牛生産技術の進歩」(松川 正)
「地域農業振興に取り組む複合経営組織の経緯と課題−おっとちグリーンステーションの取組み−」(柳渕淳一)
『農業研究』(別冊)第1号 平成25年度 日本農業研究所講演会記録 表紙
「岩手の北上で地域農業を担う大規模農業経営」(照井耕一)
「日本のイネ育種の軌跡と行方―トピックスで綴るイネ品種改良―」(藤巻 宏)
「自治組織「共和の郷・おだ」の活動と課題」(瀬川豊茂)
日本農業研究所講演会開催状況
(敬称略、肩書は講演当時)
第60回 佐伯尚美(日本農業研究所客員研究員)、平成21年2月20日開催
第59回 新田嘉七(平田牧場代表取締役社長)・佐藤秀彰(JA庄内みどり遊佐営農課長)
「飼料用米を用いた養豚−平田牧場とJA庄内みどりの連携−」
平成20年11月21日開催
第58回 木村 修(伊賀の里モクモク手作りファーム
代表社長理事)、平成20年2月20日開催
「(農)伊賀の里モクモク手づくりファームの軌跡と展望」
第57回 小林輝男(小林牧場代表取締役 山梨県)、平成19年11月6日開催
「未来ある農業経営を目指して−主婦が夕食に用いる牛肉の生産とブランド化」
第56回 馬場利彦(全国農業協同組合中央会農業対策部次長)、平成19年2月13日開催
「集落営農および担い手対策に対するJAグループの取り組みについて」
第55回 井部辰男(JAえちご上越経営管理委員)・古川敏雄(JAえちご上越営農生活部長)
「(株)アグリパートナーの仕組みと集落営農」、平成18年10月31日開催
第54回 仲 延旨(大分県水田農業研究所広域普及指導員
集落型法人)
「大規模稲作農家と共存した集落型法人の育成について」
平成18年1月31日開催
第53回 鎌谷 一也(鳥取県畜産農業協同組合組合長)、平成17年7月28日開催
「耕畜連携による飼料稲を基軸とした循環型農業の推進」
第52回 丸山 秀子(長野県安曇野北穂高農業生産組合)、平成17年2月17日開催
「地域型農業法人をめぐる経営環境の変化と今後の方向」
第51回 井上 芳男(福岡県久留米市八丁島営農組合)、平成16年7月20日開催
「水田農業の改革と集落営農」
第50回 服部 信司(東洋大学経済学部教授)、平成16年1月19日開催
「WTO、FTAと日本農業」
第49回 梅津 準士(食品安全委員会事務局長)、平成15年7月15日開催
「なぜ今、食品安全か」
第48回 佐伯 尚美(日本農業研究所客員研究員)、平成15年2月25日開催
「米政策改革の課題と展望」
第47回 木之内 均(農業経営者 熊本県阿蘇 木之内農園代表取締役)
「ゼロから築いた私の農園」、平成14年11月7日開催
第46回 畑中 孝晴(元農林水産技術会議事務局長・STAFF理事長)
「イネゲノム解析とその利用」、平成14年6月27日開催
第45回 佛田 利弘(農業経営者 石川県野々市町)、平成14年1月31日開催
「ぶった農産の発展の軌跡と今後の取組み」
第44回 安江 博(農業生物資源研究所 元畜産試験場)、平成13年10月16日開催
「動物バイオテクノロジーの現状と課題」
第43回 小田切徳美(東京大学農業生命科学研究科助教授)、平成13年7月23日開催
「中山間地域等直接支払制度の到達点と課題」
第42回 劉 志仁(中国農業部農村経済研究センター)、平成13年2月6日
開催
「中国農業と農政の現状及び新世紀の政策的課題」
第41回 岸 康彦(愛媛大学農学部教授・元日本経済新聞論説委員)
「農協の今後のあり方」、平成12年11月14日開催
第40回 役重真喜子(作家・農村行政・農業経営者 岩手県東和町)
「農村の今を考える」、平成12年7月13日開催
第39回 高木 勇樹(農林水産事務次官)、平成12年3月22日開催
「農政改革と農林水産省組織改革」
第38回 貝沼 圭二(元国際農林業水産業研究センター所長)、平成11年10月20日開催
「世界の食糧生産とバイオテクノロジー」
第37回 松浦 龍雄(元毎日新聞経済部記者)、平成11年5月19日開催
「中国農業とその周辺の一般情勢」
第36回 中村 靖彦(NHK解説委員)、平成10年11月2日開催
「食料・農業・農村基本問題調査会答申をめぐって」
第35回 西郷 正道(農林水産省農産園芸局農産課環境保全型農業対策室)
「OECDにおける農業と環境の論議」、平成10年7月15日開催
第34回 三輪睿太郎(農林水産技術会議事務局長)、平成10年2月9日開催
「技術の進歩で世界の食料生産をどこまで増やせるか」
第33回 若月 俊一(農村医師 長野県臼田町佐久総合病院)、平成9年9月18日開催
「農村の健康問題について」
第32回 小島 正興(セコム株式会社取締役顧問)、平成9年7月7日開催
「財界からみた農業・農政観」
第31回 荻原 勝巳(農業経営者 長野県農業経営者協会名誉会長 中野市)
「私の農業と地域とのかかわり」、平成9年1月30日
第30回 荏開津典生(東京大学名誉教授)、平成8年10月7日開催
「農業基本法の回顧と展望」
第29回 服部 信司(東洋大学経済学部教授)、平成8年7月5日
開催
「米国1996年農業法の内容と国際的影響」
第28回 小野田寛郎(農業経営者 (財)小野田自然塾)、平成8年4月15日開催
「ブラジルの農業と私の牧場開拓と経営」
第27回 岡路 真(新規参入農業経営者 長野県望月町)、平成7年11月27日開催
「新規就農7年の体験から」
第26回 佐藤藤三郎(農業経営者 山形県上ノ山市)、平成7年5月17日開催
「最近の農政と農家の本音について」
第25回 山本 徹(農林水産技術会議事務局長)、平成7年1月19日開催
「GATTウルグアイ・ラウンド農業合意後のわが国農政」
第24回 熊澤喜久雄(東京大学名誉教授)、平成6年7月27日開催
「環境保全型農業をめぐって」
第23回 金子 美登(農業経営者 埼玉県小川町 霜里農場)、平成6年3月2日開催
「私の有機農業経営−23年の実践から−」
第22回 森 建資(東京大学経済学部助教授)、平成5年10月14日開催
「イギリスにおける農業保護の歴史的経験」
第21回 国定 正俊(農業経営者 岡山県有限会社国定農産)、平成5年6月30日開催
「わが家の農業経営」
第20回 入澤 肇(農林水産省大臣官房総務審議官)、平成4年6月23日開催
「新しい食料・農業・農村政策の方向について」
第19回 林 健一(元農業生物資源研究所所長)、平成3年11月15日開催
「サステイナブル・アグリカルチャーについて−国際農業研究センターにおける最近の研究動向−」
第18回 藤原 彰夫(東北大学名誉教授)、平成3年6月14日開催
「土と古代文化−日本文化のルーツを求めて−」
第17回 劉 志仁(中国国務院農村発展研究センター高級研究員)
「人民公社はどうなったか−最近の中国農業をめぐって−」
平成2年10月19日開催
第16回 金田 辰夫(日本国際問題研究所主任研究員)、平成2年9月28日開催
「ペレストロイカと農業」
第15回 栗原 幸一(麻布大学獣医学部助教授)、平成元年10月30日開催
「牛肉の輸入自由化と肉牛経営の対応方向」
第14回 真鍋 武紀(農林水産省大臣官房企画室長)、平成元年7月19日開催
「今後の農政の方向について」
第13回 劉 志仁(中国国務院農村発展研究センター)、平成元年3月6日開催
「最近の中国農政改革の動向について」
第12回 真木 秀郎(農林水産省農林水産審議官)、平成元年2月27日開催
「農業をめぐる国際情勢」
第11回 竹本 敏晴(農業経営者 石川県)、昭和63年12月5日開催
「わが家の農業」
第10回 久保 真吉(キリンビール顧問)、昭和63年9月26日開催
「食品工業から観たわが国農業の展望」
第9回 大賀 圭治(農業総合研究所研究員)、昭和63年6月22日開催
「米と牛肉の自由化の影響について」
第8回 星 寛治(農民作家・農業経営者 山形県高畠町)、昭和63年2月10日開催
「地域農業の可能性−自立と共生をめざして−」
第7回 高木 文雄(元大蔵事務次官・元国鉄総裁)、昭和62年11月10日開催
「このごろの森林問題について」
第6回 加用 信文(農民教育協会農業研修所所長)、昭和62年9月22日開催
「農法の理念」
第5回 熊沢喜久雄(東京大学教授)、昭和62年6月19日開催
「物質循環と地力問題」
第4回 内村 良英(元農林省事務次官)、昭和62年2月24日開催
「21世紀へ向けての農政の基本方向」について
第3回 川嶋 良一(元農林水産技術会議事務局長)、昭和61年12月10日開催
「技術革新と日本農業」
第2回 山下 惣一(作家・農業経営者 佐賀県唐津市)、昭和61年9月18日開催
「わたしの農業観」
第1回 古島 敏雄(東京大学名誉教授)、昭和61年7月23日開催
「戦後農業の画期と新しい農業の担い手−歴史家の眼でみた」